ふしふぇにらいふ

バンドリ。戸山香澄。声優の愛美さん。阪神タイガース。D4DJ。新日本プロレス。君の知っているものはあるかい?ここには多分ある。

BanG Dream! 2nd season 感想・考察  #10. R・I・O・T  大事な人のために 

 

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「…ごめんなさい」 

 

 

 

こんにちは。

 

 

早いもので、バンドリ2期も残りあと数話というところまで来ました。先週の9話が多くの人にショックを与えたのに対して今週の10話。ポピパそれぞれの動向が気になる回です。

 

 

早速本編に入りましょう。

 

 

注意:この記事はBanG Dream! 2nd seasonのネタバレを含みます。

 

 

文化祭ライブが不発に終わってしまい不穏な空気が流れはじめてしまったポピパ。バンドとして向き合うためにメンバーがしたこととは?

 

 

OP前。文化祭直後のポピパメンバーそれぞれが描かれましたね。おたえは言わずもがな落ち込んでいて、有咲は文化祭の件はおたえを修行に送り出し応援した自分たちにも落ち度があるという自責の念を感じている様子。大事な盆栽の枝を間違えて切るほど考え込んでいましたね。沙綾は前回から全く変わらず弱っていて同じように「ポピパの今後を不安に感じている」ようでりみりんは自分は何ができるかと自問。前回自らステージに立とうとしたように何かを起こそうとしています。

注目のリーダー、香澄はというと風呂で真面目に考え込んでいる様子。普段は暴れているように見えるリーダーもこういう事態においてはしっかりと周りを見て考えようとする、香澄の一つの魅力というか、リーダーらしさだと思います。

 

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けどやっぱお風呂シーンは大事。

 

 

 

〜OP〜(BRAVE JEWEL)

OPがBRAVE JEWELは記憶が正しければ2話以来です。9話のEDがSafe and SoundだったようにRoseliaで続けてきました。もちろんこれにははっきりとした理由がありまして。前回9話でバラバラになってしまったポピパは今はバンドとしての演奏ができなくなっています。だからこそ、前回のJumpin'も今回のキズナミュージックも流せない…というか演奏できないんですね。

なんにしろ、めちゃくちゃ久しぶりですね。BRAVE JEWELが自分は結構好きみたいな話をしたと思うんですけど相変わらずです。めちゃくちゃかっこいい。

 

 

 

 

 

 

OP後、文化祭次の日です。学校あるのか…1日休み入れたりとかないんですね。学生は大変。

羽丘では朝日六花ちゃんが注目の的に。もちろんそのテーマは彼女のギターテクですね。文化祭でポピパへの繋ぎとして披露したギター、多くの人の度肝を抜きました。前回の記事でも書いたように本格派Roseliaのベースが「すごい」というほど。わかりやすくすごい。

それに対し本人様はというと落ち込んでいます。まあポピパファンで前回の悲劇を目の前で見ていましたもんね。無理もない。

 

 

花女。かすありは変わらないですね。おたえを見て駆け寄る香澄と歩き寄る有咲。そんな二人におたえが最初に発した言葉は謝罪でした。

それに対して有咲は「一番楽しみにしてた沙綾には謝っておけ」と返事。おたえの謝罪が本気のものだと感じ取った様子でしたね。前回のラストを見た感じ、「ポピパが本格的に崩れ落ちていくなら有咲からかな」と不吉なことを考えてしまった自分ですが、有咲のあの行動は言いたいことを言い切れなかった怒りではなく怒ろうとしたけどたえの修行に対しての理解と応援した自責が合わさった結果でしたね。

おたえが謝り続けたことをみるとかなり落ち込んでますね。

香澄はというとそんなおたえを終始常に笑顔で迎えていました。香澄が自分なりに考えて、次へ進むためにできることとしてやったことは「笑顔でおたえを再びポピパに迎え入れること」でしたね。笑ってバンドの雰囲気を盛り上げみんなを引っ張っていこうとする。香澄なりの考えだと思います。

 

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眩しい笑顔だ…

 

直後、おたえは沙綾に真っ先に謝罪しに向かいました。そんな沙綾にはりみりんが一緒に。おたえの謝罪に対してりみりんは真っ先におたえの元に歩み寄りました。昨晩は「自分は何ができるか」ということを考えていたりみりん、おたえを励ますというりみりんらしい行動に出たなあと感じましたね。

沙綾はというと「心配したんだからね」と励ましの一言。しかしここに自分は少し違和感を感じまして。まだまだ沙綾本人には心配が残りまくっていてその本心を隠そうとしているように見えました。今後の沙綾の表情がその様子を物語ります。

 

 

 

 

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バンドは「円」が大事だってある方が言ってた。

昼休み。5人で昼ごはん。これを見た感じ友達としてお互いを引き止め合うことはまだできている印象を受けますね。バンドとしてどうかは置いといて。ポピパの繋ぎを引き受けてくれた人たちに謝罪をしたいというおたえ。これに対して香澄は「みんなで行こう」と言います。バンドとして再び受け入れようとしていますね。

 

 

まずは我らがエース白金燐子生徒会長の元へ。おたえと燐子さん、お互い謙遜しまくってますね。

 

続いてパスパレ。事務所NGを食らっていたパスパレは全体的にあまり関与してこなかったので特に生徒会長の日菜さんに向けてですね。謝罪の言葉を途中で遮るほどの寛容っぷり。というか日菜さんは姉貴が自分のギター使ってるところを観れただけで満足してそうですけどね。

 

そしてロゼ。17分遅刻とかいう刻みまくった会話が意識の高さを匂わせます。

友希那さんの返事はというと「次はない」でした。確かに紗夜さんの言う通り、人に迷惑かけまくってこれで済ますのは甘いって話にはなるんでしょうし沙綾とおたえの反応を見た感じもっと厳しい言葉を想像していたような表情をしていました…けれども友希那さんはポピパがこうなった原因を把握しています。「それで許されるわけではないけれど…」と言うようにおたえの努力と向上心を買った上で出した返事が上記でしょうね。前回の最後の無言はそれを確かめたのかな。

 

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なかなかに大胆。

「その音楽は大ガールズバンド時代のニューリーダーになる存在だろう」と、見るからにRoseliaに対して喧嘩を売っているような一文。お互いの戦いは激化していきそうです。

 

ちなみにRAISE A SUILENのメンバーそれぞれの本名はバンドリ7thのパンフレットで ローマ字形式で明かされたのですがこの話ではレイとマスキングの名前が漢字込みフルネームで出ます。以下の通り。

・和奏(ワカナ)レイ(レイヤ)

・佐藤ますき(マスキング)

ちなみにパレオとチュチュは以下。

ニュウバラ レオナ(パレオ)

タマデ チユ(チュチュ)

 

 

 

そして最後はやはり朝日六花ちゃん。ポピパのために何かをしたいと言う一心で人前に飛び出し、緊張してる様子を見せつつもしっかりとギターを演奏しきった彼女にはあっぱれでしたね。観客を黙らすほどの本格的で圧巻の演奏は自分も見入っていました。自分からはうまく話しかけられないと行っていた矢先にポピパから頭を下げに来るだなんて気絶もします。

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ポピー!!!

 

言いたかったお礼を全て言い終え蔵に向かうポピパ。とはいえおたえだけはまだ曇った表情です。なぜならもう一箇所、最後にケリをつけに行かなきゃいけない場所がありました。RASの元へ向かいます。

 

 

 

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完全に幼女…

チュチュの例のスタジオではRASのライブのエゴサが行われていました。見た感じかなりの大反響。そりゃあニュース記事で大きく取り上げられもするはず。マスキングのケーキ作りが得意という見た目に反して意外な特技が生かされようとしてるの好きです。そんなところにおたえが到着。開口一つ目にRASのサポートギターの辞退を希望します。

それに対しチュチュは当然理由を問います。おたえはポピパとRASを両立するのに自分に力が足りなかった。ここで修行できれば成長できると感じていた、と説明。そんな中、「修行」という単語がチュチュに刺さりました。

 

「自分は本気でやっていて修行と称して素人の腰掛程度にされると迷惑」

「ちょっとやってすぐやめるのは自分勝手、やるなら最初から本気でやれ」

 

このあとレイヤがおたえを連れて外へ。チュチュにおたえの本気が伝わっていたからこそあそこまで声を荒げてしまったと説明します。

 

正直チュチュの言い分はわからなくはないです。彼女は自分の信じる音楽を本気で追求し、常にそこに全力をかけられる子で、それを修行扱いされていたと知るのは侮辱や裏切られたと似たような感情になってしまうこともわかります。自分では全力を尽くしてくれていたと思っていたメンバーにこういう扱いで言われてしまう…というのもかわいそうな立場ではあります。しかしマスキングの言うように「サポート」ということを忘れすぎだったというのはあるかもしれません。いやまあ…これはいかにチュチュが自分の仲間をたとえサポートでも信じメンバーとして認めていたかということを裏付ける話にはなるんですけどやはりサポートというと所詮おたえの思う「修行」で止まってしまう…というのも個人的にはわかってしまいます

 

「甘かったと思う。必要だと思うこと、全部やりきらないと主催ライブなんかできないと思ってた。けど…」

 

このおたえの発言、「けど…」の後にはチュチュに影響されて「やらなければいけないことそれぞれに本気で向き合って行かなければいけなかった」的なことが入ると感じました。「全部やりきろう」とした結果おたえはポピパの文化祭を崩し、RASを抜けようとするところまで来てしまっています。それぞれを大事にし、それぞれと向き合って来ればこうはならなかったかもしれない。それがおたえの感じた自分の甘さだと自分は感じ取りましたね。

おたえの必死さももちろん伝わるんです。決して彼女自身が中途半端だったわけじゃない。おたえが悪いとは自分は決して決めつけることはできません。ただ彼女が自身で使った「力不足」。これが結構説明できていると思いますよ。

 

そんなおたえをレイヤは支えます。

 

「ポッピンパーティーに戻って、花ちゃん」

 

レイにとってとても大事な親友が苦しんでるときにできること、それは自ら手放し背中を押してあげることなんですね。後述。

 

 

 

 

 

蔵に戻ったおたえ。次の主催ライブを終えると正式にRASのサポートを辞退することをポピパのメンバーに伝えました。そのライブをポピパのメンバーは観に行くことを決めてその場は終了。おたえと同じ目線にいるために床に座ってる香澄素敵だと思いません?

 

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そのころ、おたえとの思い出の場所にいたレイをマスキングが見つけに来ました。そして回想シーン。幼少期のおたえとレイの出会い、そして転勤をきっかけとした別れについてですね。

ここのシーンで考えられる、わかることがいくつかあります。

・おたえとレイはミュージックスクールをきっかけとした幼馴染。

・レイは友達がいない?「歌い方が子供らしくない」という理由でスクールの中でも孤立していた。

・おたえがレイの一番最初の、そして唯一の友達、親友。

 

おたえがレイと交わしたフィストタッチ(7話、高架下)、「ナカナ イナ カナイ」を歌う際におたえがレイの手を引いて公園に向かった行動(7話、再会直後の走るシーン)、これら二つはレイが帰って来てからはどちらもレイからおたえに対して行われたものです。素敵だなあ。 おたえの手のいくつもの絆創膏、レイとこの歌を歌うためにたくさん練習した様子が伝わって来ます。泣きながら歌われるとマジで心にぶっささるのでやばいですね。

 

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ひたすらに辛い。

7話でポピパという居場所があることを踏まえた上でおたえとバンドを組むことを何よりも希望していたレイが10話でその願いを自ら手放したことにはレイにとっていかにおたえがかけがえのない人物であるかを表すものになっています。「また会えたから、それでいい」。自分にとってとても大事な人のそばに居られるだけでもいい、レイは自分の願いよりも自分の親友が一番いい場所に居られることを希望しました。だから「ポピパに戻って欲しい」と背中を押した。花ちゃんが笑って居られるように。

今回の件もレイとおたえ、お互いにとっては一種の別れです。だからこそ、「ナカナ イナ カナイ」と誓った幼少期の頃の決意を揺るがすことはなく、それぞれが再び新しい道へ進んで行くんですね。

 

レイたえ、おたえとポピパとの新たな出会いと居場所の裏で起こる旅立ちと別れを象徴しているような、ある意味悲劇と呼べるようなカップリングです。これはこれでバンドリというコンテンツにおいてはとても新鮮ですね。

 

あと、マスキングは乙女。泣かないで。

 

 

 

 

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怖い…

ポピパ、主催ライブの新衣装について話し合いです。おそらくこの衣装が主催ライブ3曲目の新曲に直結してくるんだと思うんですよ。そしてこの新衣装、今はめちゃくちゃになってますけどどこかで見覚えがあると感じたそこのあなた。そうです。多分キズナミュージックの衣装なんです。新曲キズナミュージック説、香澄の歌詞のイメージ(7話)と当てはめて見ても案外違和感がなく、割と濃厚だと思っています。歌はキズナみたいなこと書いてあったと思うんですけどまんまですもんね。まあそうだとしたら主催ライブ回で演奏する(最終回?)まではOPはBRAVE JEWELだよね、というところまでついでで考えたのはまた別の話です。

衣装案がめちゃくちゃになったのは「ポピパらしさ」と呼ぶか「みんながバラバラ」と呼ぶか。

 

 

 

RASの練習現場。マスキング姉貴の狂犬っぷりが初披露です。ここのシーンはレイとの会話を踏まえてマスキングの気持ちが何かに入った結果自分の世界に入り込んだ…と考えるのが自然だと思うのですがマスキングさんにはもう少し何か、バンドの一員として演奏することについて何か考えている節があったりしたら面白いなあと思います。

RAISE A SUILEN、技術面では超一流ではあるもののバンドのメンバー同士の関係性というところを見るとまだまだ未熟であるように感じます。どこか仕事味が出ているというか、確実に他の5バンドが持つようなものとはまだまだ程遠いです。やはりこれの筆頭となってしまうのがチュチュです。音楽に対する情熱がと仲間に対する思いのかけ方が人一倍強い一面があるのに対し、そうではない人たちには強く当たってしまったり、どこかメンバーを少し下に見てしまっているというか、扱いが荒かったりすることもあります。「必要な音しか存在しない」という発言は特にバンドのそういう印象を強めた…というのが自分のイメージですね。よく捉えれば正確である、悪く捉えればアレンジや話し合い、より良くしようという意思が効かない。バンドへのスカウトが入った時は清々しい笑顔を見せていたマスキングさん、こういうバンドの形に何か疑問を持っていて、ぶつけてくれるシーンがあっても面白いかなあと思っています。

 

 

語彙力ないチュチュ、それを指摘してからかうパレオ、なんだこの二人の関係性…意外性に富んでるという意味ではぶっちぎりのベクトルを持っていますね。

 

 

 

 

RAS主催当日。Roseliaがやっていた場所というだけあっておたえがどれだけすごいバンドでサポートをしているかに度肝を抜かれた表情のポピパメンバーは少なくはない様子。

そして偶然居合わせた最強オタク大和麻弥さんによる様々な解説が行われます。もちろん得られる情報も多いです。というか、RAISE A SUILENを観客目線で見るというこの視点はかなり貴重。ギャップが出る。

・dubでライブできるのはとりあえずめちゃくちゃすごい。

・レイヤ、マスキングはひたすらにうまい。

レイヤはサポートの仕事に徹してる感じ、バンド加入は驚き。

マスキングはひたすらに狂犬、バンドを引きずり回すけどそれを魅力に感じる人もいる。

・他のメンバーも相当な腕。

 

この中でやはり気になるのはレイヤとマスキングの情報ですね。仕事に徹するレイヤをバンドに引き込んだチュチュの腕は相当なものです。きっかけとか気になる。ファンを驚かせるんですもんね。RASの結成秘話はどこで進められるのかな。RAiSe?月ブシ買わな。

そしてマスキング。狂犬特性は魅力と取る人もいる…とそんななかでついさっきのシーンでチュチュによってそれが完全に封じ込められていることがわかりますね。これがどう生きてくるか…というのは気になります。

 

 

 

そして開演。とメンバー紹介が始まったところで有咲から衝撃の発言が飛び出しましたね。レイを名指し、ミュージックスクールで同じだったと発言。つまりおたえとも同じですね。これは普通にびっくりです。んで、さらにレイが孤立していたというところを見ると「歌い方が子供らしくない」というところで周りの人に対して印象が強かった…と読めます。つまりレイは「その名前を他の人に覚えられるほどの才能を持っていたけどもその抜群の技量ゆえに仲間はずれにならざるを得なかった」と見ていいんですかね。

 

おたえの人気に圧倒されるポピパメンバー。どれだけおたえがファンに求められているか、これをポピパの立場で実感するのは精神的に辛い部分もあるでしょう。

 

マスキングの「キング」呼び、確かにアリですね。

 

パレオのパスパレの話に有咲が過剰反応しすぎじゃない?って思ったの自分だけかな。もしかしてパレオと有咲の間になんか関係ある?

 

 

 

 

 

挿入歌「R・I・O・T」

 

 

 

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やばすぎ。

 

 

とりあえずバカみたいにかっこいい。ライブシーンという意味では一番の本気を出してきましたね。ライトの演出といい、カメラワークといい、レーザーの演出などは特に臨場感を醸し出すとても迫力のあるものでした。まさに「第3のリアルバンド」として新たにバンドリの世界に君臨した超新星、Poppin'PartyとRoseliaと肩を並べる存在になりうる新たなライバルにふさわしい演出。この本気が見られてもうライブシーンに関する心配はないでしょう。すごい。ありがとうございました。

 

「ハナゾノ、やめないでー!」という声を聞くのはポピパの立場としては当然辛いはずです。遠くへ羽ばたけるほどの実力を持つおたえ、これを抑制してしまっているのは自分たちなんじゃないかと思い始めるきっかけになってしまいます。

 

 

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再びレイとのフィストタッチ。今まで2回はどちらも出会い、再会のものでした。二人にとって今回は別れです。

これがポピパの目にどう映るか。おたえの可能性や新たにあり得る居場所、ではないでしょうか。

 

 

 

終演後。おたえの全く違う姿に圧倒され、うつむくしかないポピパ。部屋の暗さがポピパの感想をそのまま写しているようでした。そこにチュチュが接近。

 

そして花園たえのRAISE A SUILENへの譲渡を希望するのでした。

 

 

 

〜ED〜(Safe and Sound)

 

 

EDがロゼの理由はOPで説明したものと同じです。

 

 

 

というわけでチュチュが花園たえをめぐって交渉してきました。正直、この展開は期待してなかったです。いやまあ「おたえちょうだい」と言っただけで中身は来週まで待たないとわからないのは確かなんですけど色々やらかしてる感は否めないです。こういう悪役ポジで通そうとしているのはわかるんですけどやりすぎでは…?何が特にいけないかっておたえに対して「自分勝手」と叫んでいる上でサポートとして入り自ら抜けることを決めたおたえを交渉で取ろうとしているところなんですよね。「お前が言うな」感は抜けなくなってしまったなあ…というのが正直な感想。擁護しようと思えば「自分の音楽に必要なパーツを集めるために本気、熱心」とは言えるんですけどまあやりすぎ感はありますよね。

 

沙綾の表情、終始曇りっぱなしなのわかりましたか?常に目が元気じゃないです。

 

 

おまけ

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顔が優しさで満ち溢れてる…

 

 

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ここ製作陣が普通にふざけた疑惑。重々しい空気は確かに緩和されたよ。

 

 

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めちゃくちゃ綺麗な2D。可愛い。

 

 

 

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ここすき。

 

 

まとめ

というわけでポピパが再び一つになろうとしたけどRASに圧倒されておたえをどうしてあげるべきか新たに考えなきゃいけなくなった、というところで終わった回です。レイヤ、マスキングとRASメンバーについての話が色々と露わになってきました。さらに今回重要になったのがおたえとレイの関係です。初めての友達、親友に何ができるか、何をしてあげるべきなのか。そういう出会いと別れが強調されましたね。

そして最後にはチュチュがおたえを本格的に取りに来ました。やりすぎ感が否めないやつ。さらにこのチュチュがやっていること、これはレイとおたえの関係性に反するものとなっています。逆にこれがこれから生かされていくチャンスがあると考えれば明るいんですけどレイがおたえの背中を押して、おたえが笑顔で居られるためにポピパという今のおたえの居場所に返してあげようとしたのが今回の屋上のシーンです。そんなおたえが不本意でRAISE A SUILENに帰ってきたとしてレイは今まで通りバンドができるか、と言われたらまあまず無理でしょう。チュチュがこういうことをやっているのを見てレイヤはなんて言うか。マスキングの部分も含めてレイマスとチュチュの話し合いが見たくなる回でした。

 

 

 

次回予告

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次回11話は「ホシノナミダ」。元ネタ曲は「STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜」。ナミダといえばティアドロップスの連想も可能、一応主催ライブのトリに入っています。ホシノナミダ…ってちょっと不穏な感じしません?ホシがポピパだとしてナミダと来ましたからね。チュチュの交渉にポピパがどう応じていくか。RASのメンバーもどのような反応をするか。更に言えば来週の予告でかすたえシーンが盛りだくさんなんですよ。9話の記事で話したようなポピパのリーダーとしての香澄がどうおたえと向き合っていくか。今回で更に壁が厚くなってしまった雰囲気をどうするのか。いよいよ再び大きな山場を迎えそうです。

 

 

 

 

ではまた!

 

 

 

次回(11話)

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前回(9話)

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