ふしふぇにらいふ

バンドリ。戸山香澄。声優の愛美さん。阪神タイガース。D4DJ。新日本プロレス。君の知っているものはあるかい?ここには多分ある。

BanG Dream! 3rd season 感想と考察「#3. 帰らん!」 外すシュシュ、解き放つ本気

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「RASさんとバンドがやりたいんや!!!」

 

こんにちは。

 

BanG Dream! 3rd season 3話の記事です。

3話といえば2期ではポピパと六花ちゃんが本格的に関係性を持つ描写が初めて描かれましたね。では3期ではどうでしょう。

 

早速本編へ!

 

注意:BanG Dream! 3rd seasonのネタバレが含まれています。

 

RAS加入の試験で不合格宣告を受けてしまった朝日六花。自分自身の本気を出しきれない六花を見たポピパが彼女にあるメッセージを伝える…

 

早速マスキングと六花ちゃんが揃って登場。2話では突然六花を連れ去りチュチュの元へ連行したマスキング。その理由を問うとマスキングは六花の「バンドをやりたい」という気持ちを、六花が「R・I・O・T」を弾いていたところから察したようでした。

「R・I・O・T」…確かに言われてみればところどころそんな感じのメロディが聴こえますね…なんで気がつかなかったんだろう…2話のマスキングの「一度聴いた曲は耳コピできる」はそういう意味だったんですね。スカウトされた現場でR・I・O・T演奏されていましたもんね。

 

OP:イニシャル

 

 

OP明け。そこには「FIRE BIRD」を演奏するRoseliaの姿が。「なんのライブかな?」と思ったら…

 

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もう始まってんのか…!

 

いやまあ3話ですけどね。実際。なんか勝手にびっくりしてました。

 

大会に関して得られた新情報としてあったのは「各バンドはたくさんのライブハウスから好きに場所を選んで回数制限なしでライブできる」ということ。

 

つまりはまりなさんも言ってますが「やる気のあるバンドが多く票を入れてもらえる可能性が高まる」ということです。わかりやすいし自由度高い。いいと思います。

 

Roseliaのライブは一部Afterglowメンバーと氷川日菜ちゃんも高評価。「ポピもロゼもRASに派手に宣戦布告された」という話もどこからか漏れてるようで。

 

あとは日菜ちゃんと巴の姉妹談義でしたね。あんま公式では接点ないけどどこか通ずるところがある二人だとは思います。最早恒例の擬音的な意味でも…ね。

 

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つぐみちゃんのオーラよね…

 

 

 

一方でRASにもRoseliaのライブの話が届いていました。ライバル視しているだけあってリアルタイムの票数もしっかりとチェック。

 

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なかなかにしっかりしてる大会だなバンドリ…

想像以上にぶっちぎってる…さすがですね。
ちなみに余談ですが2位のMagnolieと3位のGuinevere、どちらも2期のRoseliaの単独ライブにゲスト参加していた、Roseliaも認める強豪バンドです。すごい単独ライブだ…

 

 

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(2期2話より)

 

 

余裕そうな表情をしていたチュチュも「Roseliaが明日の予選にも出る」という話を聞くとさすがにびびった様子。

Roselia、ボーカルの突然の参戦表明だったわりにはしっかりと時間作って「ガチ」で勝ちに来てますね。まあやるからには、でしょうけどね。

 

そんな話はポピパに取っても同じ。武道館に行けるのはわずか2バンド。ポピパもだらだらしている場合ではなかったのです。

新曲も準備しようとやる気には満ち溢れる5人。特に今後の描写でも顕著に現れて来ますが有咲は一番気合が入ってますね。

 

肉まんわけわけするシーンは愛おしかったですね…この小動物を思い起こさせる可愛さ…驚くなかれこれがポピパだぞお前ら…

 

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さあかすちゃん…

一方でその場に一緒に居合わせていた六花はどこか上の空。彼女の様子の違和感にはポピパ全員が、特におたえは鋭く感じていたのでした。

 

 

 

RASにカムバック。ライブを行うも現時点では2位、Roseliaには及ばず止まり。「何かが欠けている」といった状態ですね。まあその何かというのはまあ当然ながら「力強いギター」なんですけども…レイヤもそう思っているようで六花ちゃんの招集を提案…しかしチュチュには「期待はずれだった」と一蹴されるのでした。パレちゃんのキーボードがすごそう。

 

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ホンキパレオ。

そんなシリアス場面をぶち壊すようにレイヤの携帯に花園たえの通知が。焼き芋のお誘いでした。そのメッセージを受けてレイヤは今まで見せた中でも最高のウキウキ笑顔を見せておたえに会いにスタジオを後にするのでした。

 

この場面から読み取れる話って「レイヤはおたえが超大好き!尊い!」っていう事実でありとても平和な話で終わらせてもいいんですけど、RASの練習光景が描かれたとても貴重な場面でもあるんですよね。そんな珍しいシーンから見て取れたのは一言で言えば「RASの厳しさ」でしょうか。「指がガチガチ」と訴えるパレオに構わず進められる練習、笑顔のないマスキングとレイヤ…特にレイヤに関しては「おたえのメール見たときの笑顔どっから来てんねん」とも思われるほどの、普段は素の笑顔を出せない張り詰めた現場だということがわかりますね。

まあわかりやすく一言で言えば「昔のRoseliaですよ。強い馴れ合いなし。バリバリの練習。多少の緩みはあるんでしょうが3期2話の友希那さんの「似ているから」をまさに表すシーンです。

まあ昔のRoseliaから今のさらに勢いづいた、人気なRoseliaにどのように変わって来たかはみなさん当然お分かりでしょうが…まあある程度形は変われどそれが3期のRASの目標地点となるわけですね。

 

 

 

レイヤとおたえ、なんだかんだちょくちょく会っている感じがしますよね、まあ「付き合ってたけど親に拒絶されたロミジュリみたいなカップル」ではあるまいし。会っている場所というのも初めて「ナカナイナカナイ」を歌った例の場所。いいね〜…こんな幼馴染が欲しかった。

どっかの予選で一緒になるポピラス…見てみたいね…そして六花がチュチュハウスに訪れた話をここでおたえが一通り聞いたそうです。

さりげなく手を口に添えるおたえ、すげえキュンときましたね正直。

 

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バンドリ屈指の美人コンビだとおもう。

 

 

 

 

 

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お風呂シーンだあああああああああああああ!!!!!!

 

 

正解。

 

チュチュに不合格にされたことを湯船に浸かりながら気にし続ける六花の元に、おたえが現れるのでした。

 

いいですよね、おたえ。ダイレクトに聞いて欲しいことを聞いてくれる。それもオッちゃんの例えも秀逸…おたえのアプローチに六花は自分の心の内を話すのでした。中学の頃のバンドとすごく違う雰囲気のバンドだったこと、チュチュに「顔色を伺うような音はいらない」と言われたこと。

それに対してのおたえの返事は

 

「またRASと演奏できたらいいね」

 

というもの。六花ちゃんは明確な返事を返しませんでしたね。 おたえのアプローチをもってしてもその背中は押し切れませんでした。

おたえ。2期のパスパレ回でもそうでしたけど自分が気がついた他人の違和感にはいち早く気がつくタイプの人間だとつくづく思います。それでいて行動力もある。天然なキャラとは裏腹な魅力がたくさんあると思いますよ。顔真っ赤にしてのぼせたりしてますけど。

髪をかきあげる六花ちゃんの動きが素晴らしかったですね。

 

 

 

 

 

学校のポピパへ。早速有咲が曲のテーマの提案など、気合もりもり。香澄ちゃんがなんかあまりついていけていないようにも見えますが…

この有咲の気合の入りよう、途中で変にコケそうですがどうでしょう。香澄ではなく有咲かもしれませんね。(下の記事で詳しく書いてます。)

fushifeni.hatenadiary.com

 

 

ありさぁ〜漢字ばっかりだよぉ〜?」に気をとられがちですがおたえがロックの話を切り出します。まあ風呂での話でしょうかね。

有咲がキレ散らかしてたのには同情しましたね…その気持ち…わかるぞとても…

まあ自分は有咲側の人間ということで…やったね(?)

おたえの考えとしては「RASと演奏したいけどポピパの敵に回りたくない」というものでした。それを沙綾がこのようにまとめます。

 

「多分、いろんなことを気にしすぎて動けなくなってるんだね。そういう時って自分じゃもうどうにもできないんだ。私の時は香澄が引っ張り上げてくれたけど。」

 

 

まあこれなんですよね。沙綾としても自分と同じ境遇にいる六花をなんとかしてあげたいという気持ちなのでしょう。かつては香澄に助けてもらってますものね。

これ、ある意味友希那さんとチュチュの関係性にもどこか近いものを感じますね。かつての自分のようなチュチュを助けてあげたいという気持ちが友希那さんを動かす一つの要因なのだと思います。

 

ポピパもロックを元気付けたいという気持ちは一致。沙綾がそれにちなんだ新曲の提案をするのでした。

 

 

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それからは初予選に向けて準備準備…有咲が千曲川(盆栽)を犠牲にしたり新曲作りに励んだり…そしてあっという間にライブです。

 

前日、設置されていたバンドの機材を見て六花ちゃんがこう発するのでした。

 

「遠いな…」

 

「バンドへの道のりが未だに遠い」ということなんでしょう。しかしこの遠い距離をポピパ、そして六花本人がいっきに縮めるのです。それほどポピパの存在は六花にとって大きいって話です。

 

 

 

 

 

当日。いつも通りの円陣。

 

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いつも通りの明日香ちゃん!!!

 

 

 

 

 

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けどいつもとは違う様子…沙綾はいつもより軽装備で、有咲は持ち運び式キーボードをもって、5人が前に横一列に並んで現れるのでした。

あれ思い出しますね。ポピパの3rdライブかな?DISCOTHEQUEとか歌ってたやつ。沙彩のドラム以外は並びも同じ。ちなみにこの軽装備型ドラムも確かNO GIRL NO CRYのトロッコで使ってたり7thでもぼちぼちやってたのかな?

 

予選の投票の話と「ポピパの大切な友達に贈る曲」という前置きで、新曲を披露するのでした。

 

 

ポピパ新曲です。

 

Step × Step!

さあ Step × Step! Step × Step! 

もう俯かないで (未来のキミが呼んでるよ)

Lock on! Lock dream! 今を踏みしめて

 

立ちすくんで動けなくなったとき わたしたちの大切な友だちは

夢も好きも失ったりしないって 信じてる

夢を止めないでね 好きを止めないでね

感じるままに Go for it!

ひとりぼっちじゃないよ 思いのままに

 

走りだそうよ!

 

ほら Step × Step! Step × Step! 

そのシュシュを外してみせて 

(本当の君に)今ならなれるはず

諦めない くじけない 誰かのためじゃない

君の未来は君のもの

Lock on! Lock dream! 夢を追いかけて

 

君の全力はこんなものじゃない 君の足取りはいつも尊くて

立ち止まっていちゃ夢は叶わないことだって

君は知ってるよね だから惑わないで

髪をほどいて Do the best!

忘れないで 一人じゃないってことを

 

ほらStep × Step! Step × Step! 

一歩ずつ進んでいこう 

(健気で一途な)君が大好きだよ

まっすぐに Step and dash! 決して振り向かない 

未来だけ見ていればいい

Lock on! Lock dream! 明日へ踏み出そう

 

 

 

 

個人的に大事だと思った歌詞を緑でつけました。

「Lock on! Lock dream!」

ロックってポピパにも呼ばれてる六花ちゃんですが本来の意味って「Rock」の方で使われてたんですよね。まあリアルライブの表記のロックの表記は「Lock」なんですけど。多分これが由来になると思われます。六花ちゃんの背中を押した、きっかけの歌ですから。「夢にロックオン」いいじゃないですか。

 

「走りだそうよ!」

ダイレクトですよね、「走りだそうよ」。単純明快、わかりやすい。背中押してますよね。まあ元に六花ちゃんは走り出すんですけどね…物理的にのみならず「夢に向かって」ですが。勇気出ると思います。直接言われてるようなものですもの。

 

「そのシュシュを外してみせて」

個人的に一番効いた歌詞です。六花ちゃんのつけてるシュシュ…結構大事なアイテムになっています。シュシュの本来の役割といえば「髪を結ぶもの」。だけどそれが「六花本人」をも縛り付けていたのでは?と思いました。星のついた赤色のシュシュ…「これある意味ポピパじゃね?」と思いますね。ポピパは一番近くにいた、しかしそれが結局六花本人を縛り付けてしまっていたのかもしれません。今後の展開にもよりますけどポピパ離れの歌にもなるのかな…?まあこれ中学時代の友達がくれたものらしいですが…

「髪をほどいて」にも同じことが言えますね。

 

「君の未来は君のもの」

まあ「自分で力強く勇気を持って進め」ということでしょう。ポピパをこねることを危惧して配慮していた六花の思いを解消するための言葉でしょうね。

 

 

 

1番が終わると六花はギターを持って真っ先にチュチュのいるスタジオへ走り出すのでした。 時計台通ったり…ここと言えばバンドリ1期で有名ですね。

マスキングは姉貴ですね…感動したもんリアタイで…なんか勝手に一人で家にいるのはいいんですかね。

 

 

スタジオに着くと真っ先に六花は再テストを要求します。しかしそれに対してチュチュは「RASでやる演奏力がない」ときっぱり。しかしそれに対して、六花は力強い「帰らん!」で対抗するのでした。

 

「私、ずっとバンドやりたかった!特別やって思える人たちと一緒に演奏したかった!その「特別」の意味がこの前、ちょっとだけわかった気がして…もう遅いかもしれんけど…私、RASさんと演奏したい!思いっきり全力でぶつかりたい!RASさんとバンドがやりたいんや!!!」

 

マスキングもチュチュを説得。その結果、六花は一人でブースに入ることに。

 

曲は「R・I・O・T」。

 

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六花の勢いづいた演奏にレイヤ、マスキング、パレオがびっくり。 

1人しかいなかったブースに3人ともが入り、4人でセッションという形に。六花のギターに3人が引き寄せられるのでした。

 

 

こうじゃないですかね。さっきのパレオの練習光景から見てもRASは明らかに「チュチュのバンド」です。そんな立場でずっとやってきて、そこに一人で派手に演奏をする六花が登場した。マスキングとレイヤとパレオ、この3人はチュチュ側から六花側に引き寄せられたように見えました。「わいわい楽しくセッションする」という、音楽で紡がれる「キズナ」というキラキラに向かって…

明らかにチュチュとその他3人の間にある「溝」のようなものが見えてしまったように思います。

 

 

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演奏が終わると六花の中には特別な感情が湧き上がっていました。「特別」な仲間と奏でる音楽。そこには絶大な喜びと快感があったように見えましたね。

 

そして肝心のチュチュからの宣告はというと…

 

「RASのギター(仮)」でした。

 

 

 

ED:夢を撃ち抜く瞬間に!

 

おまけ

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パレオ好きですよ。

 

 

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kashもかわいいよ…

 

 

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なんかもう一連の行動がもうよくわからんかった。可愛くて怖い。

 

 

 

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「ありしゃぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」

 

 

まとめ

まあ簡単に言えば2期の3話とも話が似ていましたよね。ポピパと六花の関係性のターニングポイントというか。歌を通して伝えたいメッセージがポピパにはありましたね。伝わってたと思います。

 

一方でRASはというと未だに不安定といえば不安定。「RASにふさわしいギター」というのが少し怖いですが。というのも個人的には今回の話を見て六花は「RASを変える重要なピースなんじゃないか」と個人的には思いましたね。ブースの話もそうですけど六花にはRASのメンバーの関係性を再構築させるような役割を持つんじゃないでしょうか。面倒見られそうなタイプですし、それもまわりに大きなお姉ちゃんが3人も…いいね…

 

そういうことです。六花ちゃんの活躍にこれからも期待ですね。まだまだ始まったばかり。

 

 

 

次回予告 

来週はおやすみ。二週間後の4話は「タコさんウィンナーだぎゃあ」

まあ六花が発言者でしょうね。訛り的に…それか別の訛り持ちの人物…いや…六花で行きましょう。

正直タイトルからは何も読めません。公式のあらすじによるとMV撮影…なんですけどこれ実はCDをちゃんと買っていた人は観ているかもしれない代物ですね。まあバラシはしませんけど。またその時が来たら書きましょうか。

次回予告的には目潤みチュチュとかマスキングとかで激アツなので楽しみ…というかマスキングが割と主軸に入ってくる?ポピパはまた薄くなりそうですね…

 

 

  

 

 ではまた!

 

 

 

前回:3期2話

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次回:3期4話 

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BanG Dream! 3rd season公式

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2期まとめ記事

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