BanG Dream! 3rd season 感想と考察「#5. ポピブイ!」 少し遅めの最高なスタートダッシュ
「りみ!やるぞ!」「うん!…せーの!」
こんにちは。
バンドリ3期、5話。タイトルからも察しの通り久しぶりのポピパ回というか3期初めてのそれですね。RASがラッシュで続いていたので…
早速いってみましょう。
注意:BanG Dream! 3rd seasonのネタバレを含みます。
RASのMVをみて彼女らにつけられた差を実感するポピパ。「やれることは全部やろう」と、ポピパのMV、「ポピブイ」の制作を決定する…
うっわ…
ロゼのダブルスコアからよくここまで詰めましたね。まああんなMV作っといて伸びない方がおかしいっちゃおかしいんですけどね。…に対してポピパはというと…
231位の168票。順位は伸びたけど票数的に武道館ラインからは遠ざかるばかりです。
RASのMVを観て、その流れでRASとの順位の差を調べたりしていたポピパ。
有咲はおそらく逐一チェックしていたりするのか「まあそうだよな」みたいな表情をしてますね。今まで気持ちではポピパで一番強かったので…
歴然とした差を実感する5人。しばらく固まるもここでポピパの行動力おばけの登場です。
「私たちも作ろう、ポピパのMV!」
さて、皆さんは「ポピパの会話テンプレ」のようなものをご存知でしょうか?
香澄が提案、有咲が一旦却下、沙綾、りみが香澄サイドについておたえがボケる、最終的に有咲の「しょうがねーな」で満場一致!のあれです。
まあ今回に関しては
香澄が提案、有紗困惑、沙綾、りみが香澄サイドについておたえがボケる、そのままごり押してポピパパピポパー!でしたけど。起爆剤に香澄がいるのは変わらないですね。
まあそんなわけで制作を決めて勢いよくポピパ号令をしたわけですが一つ有咲にはまだ懸念している点が。そう、当然ながらただの女子高生なら直面するであろうMV作ったことあんの?問題でした。まあ号令揃えてたのでまあなんとかなるでしょ!2期9話と違ってね!
OP:イニシャル
場所も変わり羽丘。六花ちゃんの元にRASのMVを見た生徒たちがやってくるのでした。まあ当然でしょうね、今や人気急上昇中のバンドです。学校内でなら特定も早いでしょう。みんなが学園祭のやつで一度は目にしているでしょうし。
困る六花をさらに追い詰めるあこと特に明日香。
明日香ちゃん明日香ちゃん。自分では六花ちゃんを「うちの六花」呼びしたりするにもかかわらずポピパとRASに取られてしまう不遇な女というのは散々お話しされてきた話だと思いますついにキレてめっちゃ楽器演奏できるようになるの、みたいですけどね。姉が通ったけど自分が通ってこなかった「音楽」という道がめっちゃ効いてしまっている明日香ちゃんですね。
もっと明日香ちゃんを大事にしてやりな、六花…
RASに加入した流れを説明する上で欠かせないのがかつて六花が「このようなバンドに入りたい!」という一種の基準にしていた「このメンバーじゃなきゃ」というもの。ありがとうあっちゃん。「そういうメンバーに出会えた?」という質問に対する六花の返答は「そうだったらいいな」でした。
いやらしい回答しますね…そうだったらいいななんですから彼女の理想とするバンドと比べてRASは何かが足りないんです。これはこれでのちに分かるシーンが出てきますので温めておきましょう。
一方でポピパ。まずは有咲とりみりんが「もういちど ルミナス」のMVについて彩ちゃん千聖さんにお話を伺うそうです。
主には恒例のグリーンバックの話が「まあそうだよね」みたいな。にしてもルミナスのMVの裏話をたくさん聞けましたね…なかなかこういうのは面白いですね…ちょくちょく彩ちゃんをいじくる千聖さんが好きです。撮影中に寝るのはやばいぞ。
香澄とおたえは六花に直撃。六花を褒めちぎるポピパとあたふたする六花…RASとは別人になりますねほんとに…
得たのはMV撮影の本数冊と「箱と指鉄砲」「一箇所だけ目立つのではなく全体がまとまって初めて完成する」という前話のチュチュのお話でした。香澄ちゃんわかってなさそうだったけど。
5人が集合。持参したのは箱5個とギャラクシーのカメラ。もうやばそうですね箱5個の時点で。
そこら中でわちゃわちゃするポピパを沙綾が自分とりみりんをカメラ担当、有咲を監督に置いてまとめあげるのでした。
わちゃわちゃするポピパいいですよね、一つのシーンが移される中で画面外の声が聞こえるというのはポピパには特によくあるものだと思っているのですが、見てるだけでも何度も楽しめるし、何よりもこのくらい自由度のある方が「ポピパ」って感じがします。リアルバンド側のイメージも入ってくるんでしょうが。立派な魅力の一つだと思います。
いよいよ撮影開始。有咲監督、指示をどうぞ!
?????
上むいて遠く見て箱に入って逃げて構えてパーーーーンですか…
構え方、これ結構特徴出てていいですね。沙綾は傾きをつけないので強そう。香澄は傾きつけた沙綾って感じで可愛い。おたえと有咲は覗く目が違えど結構しっかり狙いをつけてそう。りみりんだとどうなったかな。意外と沙綾に似そうですね。
はしゃぐところも可愛いのでもう文句ないです。
んでまあ曲のオープニング部分を見たときの反応がこちら。
沙綾、顔に出すぎ。
曇ったときだったりパレオが来たときだったり、めちゃくちゃ自分の感情が外にでてきますよね沙綾は…まあポピパに入って家族事情でを我慢しなくていい自由な身になれたり、2期11話で改めておたえに自分の率直な思いを伝えたりなどと、自分自身を抑え付けなくてよくなった時からこうなんでしょうけど。めっちゃ笑っちゃいましたねここは。いいと思いますそのままで。
「もっと笑顔が必要!」みたいな話をしていると弦巻のお嬢さんが乱入。
そして老人ホームや幼稚園でライブを行うのでした。
元気そうで何より。
りみあり、疲れてんな…
疲労困憊のまま5人は江戸川公園に。
熟年夫婦といえばたえさあやのイメージが強いですけどりみありも十分通用しますね。今回は残り3人がすごいはしゃいでる側なので特に目立っていますが。
どちらかというと「インドア派」という共通点を持つ二人ですね。ネットといいゲームといい。これがこの話ののちにも大きく関わってくる大事な要因となるわけですが。
アウトドア派はこんなんですからね…怖い怖い…かわいい…
そんななかで、夕日にたそがれる有咲を写真に収めたことをきっかけにポピパの過去の写真をさかのぼるようになります。
「自分の姉へのビデオレターのつもりだった」と語るもどんどん楽しくなっていき、思い出をその都度データに残して来たりみりん。有咲とその思い出を見返しているうちに気づいたら5人がまた集まっていました。
結構みんなでお互いの家に集まっているようで。2期の忙しくあんま顔を合わせられなかった時期から一変、お互いでしっかり時間を作れるようにしてきたんでしょうね。安心安心。
そんないろんな思い出を語ってるうちに、りみりんがあるアイデアを思いつくのでした。
場面は変わって旭湯。
マスキングに家まで送ってもらうことが恒例化しそうですね。そのお礼として六花はお風呂に招待します。
マスキング、このようなプライベートを一緒に過ごす仲間に憧れていたというじゃないですか。そしてこんな発言も。
「RASもいつかさ、練習帰りにラーメン食べたり、銭湯入ったり、そんな風になるといいな」
これでしょうね、おそらく六花の感じている「そうだったらいいな」は。やはり前々から語らせてもらっているように、RASというバンドにおいては「仕事」という認識がまだ抜けないというのがマスキングを含めた一部メンバー、特にレイマスにはあるのだと思います。何度も言いますが現状では「チュチュの元にあるバンド」ですから。六花ちゃんもどこかそんな風に感じるところがあるのでしょう。そんな仲間同士のプライベートでのさらなる絆、それをどう育んでいくかが今後のRAISE A SUILENのポイントとなりますね。
マスキングと六花はどんどん仲良くなっていきそうですね、過去の境遇やこのような秘めた思いなどなど、いろんな共通点がありますし。旭湯もなかなかな重要な場所になってきています。裸の付き合いという文字通り、自分の思いを赤裸々に話し合うような場所に、マスロックとたえろっか(3期3話)ではなっていましたね。
そして有咲宅。ポピブイに詰め込む素材集めをしていました。りみりんのアイデアはこれですね、過去の写真や思い出をどんどん詰め込んでいこうというものでしょう。
「とにかくいろいろ詰め込む、それ全てを含めて私たち」。そんな考えを元にしておたえのうさぎからライブ映像まで、ポピパに関する全てを詰め込んでいくのでした。
その流れで他のバンドのメンバーにも協力をお願い。
周りの人にもいろいろ助けてもらってきたのもポピパというものです。そういう意味で「助けてもらってるみんなにも出てもらいたい!」という気持ちもあったのだと思います。
素材が集まり、いよいよ最終段階へ。しっかりした映像に仕上げる、大きな編集作業です。ここで今回の主役二人、りみりんと有咲がインドア派の意地を見せつけまいと、編集役を担うのでした。
なんというか、りみりんは2期3期でいろんな役割が増えましたよね。ポピパの精神的支柱として常にあったのもこの子、パソコン作業もこなせたり思い出の記録もする。ポピパのものすごい名裏方のような、とても頼もしい存在へと成長しています。1期から間違いなく一番成長していると思いますね。
そしてついに完成。沙綾のチョココロネのおすそ分けをもらい、早速上映会です。
MV「ぽっぴん’しゃっふる」
特徴としてはとにかく「とてもいい意味での情報過多」。ひたすらに詰め込みまくった、瞬きする瞬間すらない、おもちゃ箱のような特徴を持ったとても色とりどりなMVに仕上がっています。
「ぽっぴん’しゃっふる」という曲名にも沿っていて、どんどんシーンが切り替わっていってシャッフルしていく様子の表現、それをポピパのいろんな思い出や仲間で行ったのもまとめて曲のイメージ、そしてタイトルにぴったりとはまったMVになっているなあと思いました。写真を全部じっくり見るのにとても苦労と時間をかけました…まあめっちゃ幸せな時間だったんですけどね。
完成したMVに当然残りの3人は大はしゃぎ。
いいですね、抱きついてなでなでする沙綾。今週特にテンション高いよねあなた…
そして早速ホームページにアップロードの準備…有咲は「みんなでやりたい」と提案します。
5人で押そう!ってなってマウスの上に5人の手が置かれた時のシーンを見た時、「ああこれがポピパの武道館へのスタート地点なんだな」と思いましたね。5人の意識が一つに固まり、武道館へと向いた瞬間。5話の終盤ということで少し遅れはとりましたがこっからです。こっからどのような出会いやハプニングを迎えるのか、楽しみになりましたね。
#バンドリアニメ3rd_05
— ふしふぇに (@fushifeni) February 27, 2020
始まりだな…これが…ポピパ武道館への…どう出るか…
アップロードを完了すると早速立て続けに「いいね」が。いろんな人に見てもらえているという喜びを実感する4人をそばに、今話の個人的MVPである牛込りみは溜め込んだ疲労に耐えかねて、しかし幸せそうにすやすやと眠っていたのでした。
一方で…
CiRCLEを出たRoseliaのリサ、紗夜、そして友希那。そんな目の前にチュチュがまたもや立ちはだかります。
今回のチュチュのお願いは同じライブハウスで行う「正真正銘の一騎打ち」。正面衝突のバチバチの殴り合い。チュチュが説明を終える前に友希那さんは「参加する」という返事を返すのでした。
ED:夢を撃ち抜く瞬間に!
おまけ
多分わかってない香澄ちゃん。
2!
こっからはポピブイ特集。
まとめ
というわけで久々のポピパ回でした。いやあよかった…久しぶりにポピパを体全体で味わえるような、確かにポピパ成分の詰まった回でした。実家に帰った気分ってこんな感じになるんでしょうね。りみありはやはり立派でした。
ポピパはどちらかというと今の所はめっちゃ明るく来てる感じですね。こっちはこれから。でも自分たち同士でもめることもなさそうです。やはり外部的な要因で挫折するのでは?と思ってますけども…頑張って欲しい。
一方で心配なのがラウクレ組。あまり多くは語りませんがバチバチしてますしね…
あと六花をロックに変えるという話。やるといったな。うん…気づいたら途中までずっと六花で書いてたんですよね。まあRASの残りの本名もしっかり世の中に出て来そうですしその時また工夫を考えて修正したいと思います…
ご視聴ありがとうございました!ひきつづき #バンドリネット でもお楽しみください!
— 愛美 (@aimi_sound) February 27, 2020
ポピブイ尊すぎてポピパのポピパ成分が濃縮されていて、明日からダンボールさえ愛おしくなりそうなそんな回でしたね! #バンドリアニメ3rd_05
次回予告
次回は6話。タイトルは「This is it.」。チュチュでしょうね、意味は「これで終わり」。
正直、Roseliaの中では今は少しばかり不穏な空気が流れ続けているのは確かです。あらすじ見てもわかりますが、確かに友希那さんは少し一人で突っ走りすぎてはいます。「あれから説明何もしてないの友希那さん!?」といえばまあ驚きますが…でもそろそろ紗夜さんが動きそうではありましたものね。内部分裂が一番怖い。けど友希那さんのチュチュに対する想いも語られそうです。3期2話の記事で語ったような話だとは予想しています。
来週はすこしばかりチュチュの望む未来へ進んでいきそうです。今話のマスキングとロックの発言も当然気になりますがね。
ではでは!
3期6話:
3期4話:
BanG Dream! 3rd season公式
2期まとめ記事