BanG Dream! 2nd season 感想・考察 #6. You Only Live Once 5人の「いつも通り」
「じゃあ…いつも通りで」
こんにちは。
楽しいバンドリ2期も折り返しの6話までやってきてしまいました。そんな今回はガルパ組回のラストAfterglow回です。しかし7話が再び本編やRASの話になると思われるあたり「7話に向けての地盤作り」としての役割も期待した話ですね。
さっそく本編に行きましょう。
商店街のお祭り「すこやかゴーゴー!祭り」に参加することになったAfterglowとPoppin' Party。しかし当日に起こってしまったハプニングとは?
朝日六花さんが3話以来の登場です。Galaxyで掃除中。鼻歌で歌っているのは「キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜」。3話でポピパが六花ちゃんに向けて歌った曲です。相当なお気に入りとなったそうですね。
その時、ステージに置いてあるドラムのそばに倒れている人を発見。生存確認をしたら写真のようになってしまいました…ついに登場マスキングさんです。ネット上ではポピパ役朝日六花、パスパレ枠パレオと並びハロハピ枠としてなぜか噂されている方ですね。そんなマスキングさん、六花ちゃんを睨みつけた後、「お前、可愛いな」とだけ言って去って行きました。謎すぎる。本格的な物語への関与はすこし先になりそうです。
ただ、Galaxyのオーナーの娘であるマスキングがここを出入りしていること自体に違和感はないです。夜遅くに一人で叩いてたりでもしてたんですかね。
そんなマスキングを追いかけようとした六花さん、外であるポスターを貼り付けようとしていた店長を手伝います。そのポスターの内容というのが「すこやかゴーゴー!祭り」でした。
〜OP〜
キズナミュージック。これについてはもう語ることもないでしょう。
OPが明けると「商店街青年部お祭り委員臨時集会」なるものが始まっていました。集まったのは羽沢珈琲店の羽沢つぐみ、山吹ベーカリーの山吹沙綾、北沢精肉店の北沢はぐみ、青年部太鼓リーダー宇田川巴、とその妹宇田川あこ、山吹ベーカリー常連の青葉モカ、そして旭湯・ギャラクシーの朝日六花です。
こうみると結構しっかりしてる商店街ですよねここ。ガルパでも幾度と物語の舞台となる場所です。最近のものだとイベントストーリー「ひたむきSong for me」、そしてポピパの曲「Home Street」の舞台ともなっています。
そんな商店街の長老がある日つぐみを呼び出しゴーゴー祭りの出し物で「ライブをやってほしい」と要求してきたことそうです。これが集会のメインテーマ。
Afterglowはすでに参加を表明。ハロハピはコロッケライブ(?)をやるそうです。ここまでくるとポピパを誘わないわけには行きません。六花ちゃんの言葉をきっかけに沙綾がポピパのみんなに聞くことに。まあこれも香澄というメンバーがいる時点で返事が決まってるようなものですね。当然参加。
主催ライブの準備も着々と進んでいるようです。
そしてこのライブ、野外にステージを作り行う野外ライブであると判明。野外ライブと言ったらあれを連想させる人も多いのでは?こっちの世界のポピパが昨年8月に六本木でやった「サマステ」です。ついこの間の1月30日に発売されたポピパの1st single「Poppin'on」にそのブルーレイが入ってるんですけど観てみたら結構野外がお似合いで。去年は行けなかったので今年またそういう機会があれば行ってみたいと思いましたね。
放課後、CiRCLEではAfterglowが練習をしていました。
「いつも通り」というのを大事にしているAfterglow。ただの等身大な5人の幼馴染のバンドの練習風景だとか集まりというのは世界が飛んでるハロハピやアイドルとして活動するパスパレとは違い特筆することはないかもしれません。しかし彼女らは5人でいるためにバンドをやっているんですよね。ここら辺は後述します。
ポピパも蔵練。
沙綾が持ってきたパンの差し入れ、見事に誰も被らなかったのは沙綾さんがメンバーそれぞれの好みのパンを把握しているからだと想像するとほんわかしました。ちなみに誰がどのパンを選んだかというとりみがチョココロネ、香澄があんぱんっぽいもの、有咲がドーナツ、おたえがメロンパン、沙綾がクロワッサンです。
お祭りでの曲は「Happy Happy Party!」、このアニメ内3度目です(1話、2話、6話)。まあ本音を言えば「夏のドーン!」あたりが来てほしいと思ってたんですけどまあそこはお察しですね。
Afterglowもセトリが決定。初手にカプリチオは結構攻めてますね。
「つぐってる」はつぐみのようなはりきり具合を表す造語です。
ここでも巴が「いつも通り」という言葉を使ったあたり、いかにAfterglowがいつも一緒にいるか、仲がいいかよくわかりますね。だからこそお互いを理解し合い、こんな造語も作り出せるんでしょうね。
こう見るとつぐみのつぐり具合もモカのパンもひまりの大号令も、アニメとしてみたらそれぞれのメンバーの紹介と見て取れるような光景もそれをガルパなどで把握し常日頃見てる人からしたら「彼女らの一つの日常」として自然と見れている気がしますね。
Afterglowにとっての「夕焼け」も後述。
祭り前日。ポスターには載っていなかったポピパの出演決定に関する張り紙のようなものをわざわざ六花さんが作って商店街中に貼っていたようです。ポピパがロックって呼んでるの好き。
機材搬出のために訪れたギャラクシーにはリニューアルライブでの様子が書かれていました。これ全部六花ちゃんが作ったって…すごいですね。本当にバイト?まあでも、自分からやりたいって言ってやってそうですね。ポピパに対する愛のあふれ具合が一目瞭然です。ポピパもまたここでライブやりたいって言ってるし。CiRCLE息してるか?
八百屋のおじさん、存在が認められている唯一の男性キャラですね。名モブ。3話でも出てるしまた期待してます。
さてお祭り当日。盛り上がってます。ハロハピは相変わらずよくわからんですね。ミッシェルはまあもともと商店街のマスコットということで馴染み深いんでしょうけど。こころさんとか一人でサーカスやってるし。
コロッケ20個500円って大丈夫か…?弦巻家の財力が後ろ盾としているからか大胆ですね。
からの…雨!仕方なく機材を一旦ギャラクシーに戻さなければ行けなくなってしまいます。ライブも一時中断。雨ニモマケズって…負けてますがな。
ちなみにさっき書いた「サマステ」でも雨が降っていました。というかなんか台風が来ていた時期じゃなかったかな?公式が悩んだ末に結局開催されたライブだったはず。そのときは機材にはしっかりプラスチックのカバーが施されていた模様。キーボードは特に、水滴が入ると壊れてしまう可能性があったためかカバーをかけ、市ヶ谷有咲役の伊藤彩沙さんはそのカバーの下に手を入れながら弾いていましたね。
この有咲、いつも以上にテンション下がってる感じがすごい出てますね。
そして、雨が上がるのを待つ間でAfterglowの結成の話が語られます。
これはガルパストーリー「夕影、鮮明になって」をアニメ化したような感じですね。幼馴染でずっと同じクラスだった5人が中学でクラスが離れ、一緒に過ごす時間を作るためにバンドを始めた。んで、放課後練習するから夕焼け=英語でAfterglowになったというのが大まかなまとめです。やっぱ幼馴染って強いわ。
「いろんなことがあった」というのもガルパで多くを知ることができます。「6番目のAfterglow」はオススメですね。ちなみに2章は読んでいませんごめんなさい。
中学生時代のを3Dで動かしているのはすごいですね。ここまでやるとは思わなかった。ファンにとっては感動でしょうこれは。
まあそもそもこの話をするきっかけを作ったのは六花さんなんですけどそんな彼女は3話で明かされたように地元である岐阜を離れて上京しています。中学時代で3年間ほど組んでいたバンドも離れて来ていることを考えれば「ずっと一緒なんですね」という発言も自分と照らし合わせて何かを感じたから出たものなのではないでしょうか。
んで。ここから少し気になる部分なんですけどAfterglowのバンドとしての目標で「武道館」というのが出て来たんですよ。当然ガルパではないはずのものです。このアニメで幾度となく追及されている武道館ですがAfterglowが言ったとなるとますますよくわからなくなってきますね。「大ガールズバンド時代」という時間の中で武道館というのが「多少現実的な誰もが憧れる夢の舞台」という風に見ていいんですかね。ラブライブでいうアキバドームみたいな。そうだとしたらここまでの話のなかで自分結構混乱してますね。もっと現実離れでかなり大きな夢みたいなものだと思っていたので。後述あります。
なんやかんやあって雨が弱まり、再びライブをするため準備に取り掛かります。Afterglowはステージの掃除、ポピパと朝日は機材運びに。
ここでの六花ちゃんのガチトーンボイスは3話のシャッター開けでも出てきたんですがこれ、「小原莉子さんの素が出ている」みたいなこと書いたんですけど一種のキャラクターらしいですね(RADIO R・I・O・T 第2回)。さすがに声優さんバカにしすぎでしたね。そのキャラクターがでるのが楽しみです。
準備も終わりいよいよ本番。夕焼け空の下でAfterglowは「いつも通り」の演奏をしにステージに上がるのです。
挿入歌「Y.O.L.O.!!!!!」
蘭ちゃんかっこいいですね。
ポピパも演奏を終えた後、彼女らの主催ライブはギャラクシーで行うと発表しました。
ライブは無事終了。一番星のくだりはつぐみの特技「一番星をみつける」が生かされています。
さりげなくライブを見に来ていた友希那さんとリサ姉。友希那さんのこの笑みはポピパに対するものでしょうね。しっかり場所を指定し、完全にやる気になることができた。2話で「覚悟が足りていない」と言われた自信を失っていたポピパは3話でそれを取り戻しました。友希那さんも決してポピパの演奏、音楽を否定していたわけではないのです。ただ、ちゃんと自分たちに自信を持って欲しかった。ここのポピパの主催ライブの会場の発表は再びそのライブに向かって前を向くことができたという何よりもの証です。それを見た友希那さんの満足した表情がこれでしょう。
日菜さんはよくわからないですね。何に対する「るんっ」だったのでしょう。主催ライブ?ED前のラストカットであることから次回につながるものだとは思うんですけども…まあそれなら次回まで待てって話ですね。
〜ED〜
なんと今話、このアニメで初めてかな?ED後にもストーリーが続きます。
夜の武道館前、ポピパ5人が横に並んでいます。やっぱラブライブみたいだね。武道館は上で書いたような扱いとみていいでしょう。もしかしたらこれが最終目標、つまり3期の12話が行き着く場所でしょうね。そう考えると今年の年末か来年の年始にはアニメとリンクさせるような大きなライブが武道館であるかもしれませんね。2期のゴールは主催ライブとRASの結成かな?
で、初見で気づいた方もいるかもしれないですけどEDのクレジットでレイヤさんの名前がありました。その通りに出てきましたね。RAISE A SUILENのベースボーカルとなるレイヤさんです。これでとりあえずRASは全員登場、声ではパレオがまだというところまでは来ましたね。
有名アーティストのバックバンドなど結構ハイレベルなことをしているレイヤさん、武道館から出てきたって時点でその凄さはだいぶ伝わると思います。
そして武道館の前で写真を撮るポピパを目撃。その中にいた花園たえを見つけ一言、「花ちゃん」と発します。公式で花園たえと幼馴染の関係にあると書かれているレイヤさん。花ちゃんは花園からとったものでしょう。
さて…6話中にしっかり出してきましたね。さらにED後というところに。注目度高いです。
おまけ
かわいい!!
シンプルに美人だよねおたえは。同じ系統のレイヤさんとの絡みはマジで楽しみ。幼馴染ならレイヤとは呼ばないと思うしレイヤさんの本名が出るなら来週に期待。
ここのチョココロネ取り出すりみりんが小動物。
この顔好き。
まとめ
今回はAfterglow回というわけで彼女らの「いつも通り」に密着した話でした。正直、ガルパ組回が3回ありましたけどポピパなどの話を除いた時に好み関係なく一番いい回が今回だったと思います。まあ一番描写しやすい、というのもあったのかもしれないですけど中学生時代をアニメにしたのはとてもよかったですね。こういう過去に触れたのはガルパプレイヤーからしても嬉しいものです。ファンにとっても満足な部分だったのではないでしょうか。やりとりも可愛く、例に漏れずに魅力が増していましたね。良かったです。さらには自分の期待であった7話以降に向けての地盤作りという面でもよく出来ていたように思います。ED後に続きを足したりポピパの主催ライブに向けて場所を指定し一歩進めたり、マスキング姉貴・レイヤさんとRAS要素をとりあえず出しきったり、6話という折り返しにはぴったりだったのでは?結構満足してます。
次回予告
次回7話は「ナカナ イナ カナイ」。なんとここに来て突然の変化球です。今までの流れで行くと次回予告内で流れている曲がそのタイトルと関わっているということでこの「なかないなかない」言っている曲がそれになり、さらにこれがライブシーンにもなります。ナカナ イナ カナイは「泣かない泣かない」?そしてこの曲を歌っているのはおたえとレイヤさん。幼馴染という関係を踏まえると何か二人の間で悲しい過去があったとも考えられるようなものとなっています。曲調もそうだしカタカナタイトルもそうだし。空白の位置に意味などはあるのかなどなど、これらが来週明らかになっていくと考えるとたのしみですね。来週から再び本線復帰。そわそわしながら木曜日を待っています。
ではまた!
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